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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 日経225先物は2万7500円水準での底堅さが意識される


 日経225先物は11時30分時点、前日比420円安の2万7760円(-1.49%)前後で推移。売り先行ながらも、寄り付きは2万7610円とシカゴ日経平均先物清算値(2万7420円)を上回って始まった。その後2万7540円まで下落幅を広げたものの、グローベックスの米先物が堅調に推移するなか、前場半ばにかけてはショートカバーによって一時2万7940円まで下落幅を縮めた。ただし、2万7500円~2万8000円辺りでの保ち合いレンジは突破できず、前引けにかけて再び弱い動きとなった。

 日経225先物は2万7500円水準での底堅さが意識されたものの、上値は切り下がる5日移動平均線が重荷となった。米株先物がプラス圏で推移していることもあり、後場はショートを仕掛けてくる動きは限られるとみられる。ただし、ソフトバンクグループ<9984>が5%を超える下落をみせ日経平均株価の重荷となるなか、リバウンド機運は高まりづらいだろう。なお、NT倍率は先物中心限月で14.32倍まで低下した後は切り返しをみせており、一時14.43倍と上昇に転じている。

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