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【材料】萩原工業は年初来安値、22年10月期は増収増益見通しもコロナ禍前を回復できず

萩原工業 <日足> 「株探」多機能チャートより
 萩原工業<7856>は4日続落し、年初来安値を更新。同社は13日取引終了後、22年10月期連結業績予想について、売上高301億5000万円(前期比8.8%増)、営業利益23億5000万円(同4.2%増)、純利益17億6000万円(同8.7%増)、年間配当は36円(前期は36円)と開示した。増収増益の見通しであるが、コロナ禍前の20年10月期との比較では各利益が下回っており、これが悪材料とみられているようだ。同社では既存事業の深化や新規事業の探索などを通じて、事業環境の変化に対応していくとしている。

 あわせて発表した21年10月期連結営業利益は22億5400万円(前の期比10.4%減)となった。合成樹脂加工製品事業では主力であるシート、土のう、フレキシブルコンテナバッグの土木・建築分野及び防災備蓄向けでの需要が低迷したとしている。

出所:MINKABU PRESS

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