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【市況】伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 1月16日版

日経平均は17日に上昇するなら、14日の安値が本年の最安値になる公算も
1. 8月下旬から9月上旬頃のNYダウと日経平均の値動き
 図1は、昨年8月下旬以降の NYダウの日足です。図2は、昨年8月下旬以降の 日経平均株価の日足です。
 チャートを見ると、NYダウが8月23日から9月10日までの期間で、横ばいから勢いの強い下げ場面へ入る過程で、日経平均株価ははっきりとした上昇の流れへ入っています。NYダウ、日経平均株価はほとんどのケースで相関の強い動きとなっていますが、昨年は8月下旬から9月上旬の日経平均株価の急上昇場面だけ、NYダウと異なる動き方になっています。
 このときの変化は、8月31日に誰もが認識できる値動きとして表れました。
 8月23日以前は、NYダウが上昇しても、日経平均株価は上がりにくく、NYダウが下げると、日経平均株価が想定以上に大きく下げる展開となっていました。その流れが変わり、日経平均株価は、NYダウの上げに歩調を合わせて、8月23日以降に反発を開始します。
 8月26日からは、NYダウがもみ合いの動きへ入る過程で、日経平均株価も横ばいに推移しています。
 8月23日から8月30日までは、NYダウと日経平均株価が似た動きでしたが、8月31日に変化が表れます。
図1 2021年8月下旬以降のNYダウの日足
【タイトル】
図2 2021年8月下旬以降の日経平均株価の日足
【タイトル】
 図3は、日経225mini先物期近の1時間足です。図1のNYダウの日足と比較して見ていきます。
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