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【材料】大成建が続伸、NEDOのグリーンイノベーション基金事業に採択

大成建 <日足> 「株探」多機能チャートより
 大成建設<1801>が続伸している。前週末28日の取引終了後、同社と住友大阪セメント<5232>の共同事業が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業に採択されたと発表しており、これが好材料視されている。

 採択された事業は、「グリーンイノベーション基金・CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」の「CO2回収型セメント製造プロセスの開発」における「多様なカルシウム源を用いた炭酸塩化技術の確立」のうちの「炭酸塩利用技術開発」。生成した炭酸塩がカーボンリサイクルセメントの焼成原料またはセメント成分となる増量材などとして利用可能かを検証し、そのコンクリートとしての性能(強度ほか)を満たす材料開発を行うとともに、設計・施工に係るガイドラインの作成を行うとしている。

出所:MINKABU PRESS

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