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【材料】ロウズが決算受け上昇 リフォーム市場の堅調示し安心感=米国株個別

 ホームセンター大手のロウズ・カンパニーズ<LOW>が上昇。取引開始前に11-1月期決算(第4四半期)を発表しており、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。粗利益率も予想を上回っている。通期見通しも公表しており、1株利益、売上高とも上方修正した。

 エリソンCEOはインタビューで「売上高の3分の2は修繕やメンテナンスによるもので、リフォーム市場は力強く、営業利益率拡大の可能性になお自信を持っている」と述べた。

 投資家はパンデミックによる消費低迷後、家庭用品の小売業者がどのように事業を拡大できるかを見ている。前日は同業のホーム・デポ<HD>の決算が期待外れだったことから、同社へも懸念が広がっていたが、きょうの決算は安心感に繋がった模様。

(11-1月・第4四半期)
・既存店売上高:5.0%(予想:2.2%)
・1株利益(調整後):1.78ドル(予想:1.70ドル)
・売上高:213.4億ドル(予想:208.9億ドル)
・粗利益率:32.9%(予想:31.9%)
・販管費比率:22.0%(予想:21.5%)
・営業利益率:8.67%(予想:8.41%)
・店舗数:1971店(予想:1974店)

(通期見通し)
・既存店売上高:-1~+1%(従来:-3~0%)(予想:0.62%)
・1株利益(調整後):13.10~13.60ドル(従来:12.25~13.00ドル)(予想:13.00ドル)
・売上高:970~990億ドル(従来:940~970億ドル)(予想:971.2億ドル)

(NY時間09:35)
ロウズ<LOW> 222.87(+8.28 +3.86%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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