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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):フロンテオ、マネフォ、東エレク

東エレク <日足> 「株探」多機能チャートより
■FRONTEO <2158>  1,582円  +224 円 (+16.5%)  本日終値
 24日に発表した「台湾で内部不正調査サービス実証実験」が買い材料。
 台湾企業で内部不正調査・監査ソリューション「Lit i View XAMINER」を用いた実証実験を開始。コンプライアンス対策として導入、中国語データによる解析を検証する。

■マネーフォワード <3994>  4,935円  +560 円 (+12.8%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 マネーフォワード<3994>は大幅反発。同社はきょう午前9時に、金融機関向けに提供する法人用資金管理サービス「Business Financial Management(BFM)」が中国銀行<8382>に採用されたと発表した。22年夏ごろに中国銀の法人顧客向けサービスの提供を開始する。「BFM」は金融機関の法人顧客向けに提供する法人用資金管理サービスで、法人顧客は「BFM」を通じて、銀行口座の残高や入出金明細を管理画面上で管理できるほか、日々管理している複数の金融機関の口座情報の取得が可能となる。そのため、通帳記帳をせずに最新の情報を得ることができるほか、金融機関は法人顧客の資金繰りをリアルタイムで把握できるため、融資など経営改善に役立つサポートを行うことが可能になるとした。

■日本CMK <6958>  619円  +57 円 (+10.1%)  本日終値
 日本CMK<6958>は大幅高で6日ぶりに反発。24日の取引終了後、22年3月期の期末一括配当予想を5円から10円に増額修正したことが好感された。なお、前期は無配で、2期ぶりの復配となる。

■ローツェ <6323>  10,590円  +930 円 (+9.6%)  本日終値
 24日に発表した「東証が25日付で貸借銘柄に選定」が買い材料。

■ENECHANGE <4169>  1,056円  +81 円 (+8.3%)  本日終値
 ENECHANGE<4169>が大幅高で6日ぶりに反発。この日寄り前にGHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」を開発・提供するゼロボード(東京都港区)と業務提携契約を締結したと発表しており、これが好感された。「zeroboard」によりGHG排出量を見える化し、エネチェンジの法人企業向け電力切り替えサービス「エネチェンジBiz」や再エネ導入支援サービス「エネチェンジエコ」を利用することで、企業の脱炭素化への取り組みを後押しするのが狙い。エネチェンジには、電力提案の要望と並行して測定から開示までのサービスを要望する利用客の声があることから、今回の提携に至ったという。

■セルソース <4880>  3,170円  +200 円 (+6.7%)  本日終値
 セルソース<4880>は6日ぶり反発。同社は24日取引終了後、マレーシアで妊活支援事業「LUMIROUS.com」を運営するルミラス(クアラルンプール市)の第三者割当増資を引き受けたと発表した。ルミラスはマレーシアにおいて、妊娠を望むカップルに対し、妊活支援事業や不妊治療クリニックへの送客事業を展開している。マレーシアの主要な不妊治療クリニックと提携しており、ルミラスでは今般調達した資金を用いて、マーケティング強化や提携クリニックのネットワーク拡大に取り組む方針。セルロースはこの事業推進を支援するとした。

■東京エレクトロン <8035>  56,600円  +3,100 円 (+5.8%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置の主力株のほか、半導体シリコンウエハーを手掛けるSUMCO<3436>、車載マイコン大手のルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体セクターの銘柄が軒並みリバウンドに転じている。ロシアのウクライナ軍事侵攻を受けて株式市場は世界的なリスクオフ環境にあるが、前日の米国株市場ではこれまで売り込まれていたハイテク系グロース株が幅広く買い戻されナスダック総合株価指数は急反発に転じたが、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>やエヌビディア<NVDA>が6%を超える上昇を示すなど半導体関連株の戻り足が際立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3.7%高とナスダック指数を上回る上昇率を示しており、これを受けて東京市場でも半導体関連株への買い戻しを誘発する形となった。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,069円  +267 円 (+5.6%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>は4日ぶり反発。前日は急落を余儀なくされ、終値でフシ目の5000円台を割り込み4802円まで売り込まれたが、きょうは値ごろ感からの押し目買いや空売りの買い戻しが入りリバウンドに転じている。目先的には5000円大台ラインを意識した売り買いの攻防が予想されるところ。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて前日の欧州株は全面安商状となったが、米国株市場では朝安後に切り返し、特にハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の上げ幅が400ポイントを上回るなど際立った。近年ソフトバンクGは米ハイテク株への投資を積極化させており、ナスダック指数の動向と株価連動性が高いことで知られ、きょうはナスダック高を追い風に投資資金を呼び込んでいる。

■エムスリー <2413>  4,260円  +217 円 (+5.4%)  本日終値
 エムスリー<2413>が大幅反発。24日の取引終了後、未定としていた22年3月期の期末一括配当予想を16円にすると発表したことが好感された。前期実績に対しては4円の増配になる予定だ。

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