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【材料】AT&T 先週の投資家説明は前向きな評価も鍵は実行力=米国株個別

 AT&T<T>は先週末に投資家説明会を開催したが、数週以内に実施されるワーナーメディアのスピンオフが今後、同社の5Gとファイバーブロードバンド事業が核になる新時代のスタートラインになると述べていた。ネットワークの更新と80億ドルの配当金を支払いながら、それらを両立させるとしている。また、新たなガイダンスも示しており、今年の1株利益を2.42ドルー2.46ドルに上方修正したほか、2023年度についても2.50ドルー2.60ドルとした。

 今回の投資家説明会を受けてアナリストからも前向きなコメントが出ている。一方、株価回復にはその実行力が鍵になるとも指摘。そのほか、「予想以上に詳細かつ優れたガイダンスで、おおむね肯定的に捉えている。2022年、2023年のキャッシュフローについては、それなりの透明性を与えている」と指摘していた。

 ただ、株価は軟調。

(NY時間09:35)
AT&T<T> 23.10(-0.10 -0.41%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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