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【材料】パイプドHD---22年2月期は2ケタ増収、ローコード開発プラットフォーム「スパイラル(R)」が業績拡大に寄与

パイプドHD <日足> 「株探」多機能チャートより

パイプドHD<3919>は8日、2022年2月期連結決算を発表した。売上高が前期比19.7%増の78.06億円、営業利益が同16.4%増の16.60億円、経常利益が同16.5%増の16.95億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.0%減の11.03億円となった。

ホリゾンタルDXにおけるクラウドの売上高は前期比23.3%増の55.62億円、営業利益は同24.8%増の19.31億円となった。ローコード開発プラットフォーム「スパイラル(R)」は新型コロナウイルス感染症対策に関連する急を要するシステム案件の受注が前期より継続した。金融業界をはじめとしたあらゆる業界で、コロナ禍を契機に顧客接点のWeb化需要が顕在化し、カスタマイズを伴う案件が継続的に増えている。また「スパイラル(R)」の有効アカウント数は3,995件となった。ソリューションの売上高は同3.1%増の3.86億円、営業利益は同20.7%減の0.90億円となった。

バーティカルDXにおけるxTechの売上高は前期比5.1%増の1.98億円、営業利益は同1.4%減の0.21億円となった。社会イノベーションの売上高は同17.9%増の1.02億円、営業損失は0.13億円(前期は0.22億円の損失)となった。自治体広報紙プラットフォーム「マイ広報紙(R)」は2022年2月の掲載自治体数は977で、国内の自治体数の5割を超えている。

カスタマーエンゲージメントにおける広告の売上高は前期比19.0%増の9.14億円、営業利益は同9.9%増の3.51億円となった。その他インターネット広告の代理販売では大型案件における新期の予算獲得が好調に推移した。CRMソリューションの売上高は同8.5%増の6.41億円、営業損失は0.86億円(前期は0.92億円の損失)となった。

2023年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.5%増の80.00億円、営業利益が同9.7%減の15.00億円、経常利益が同11.5%減の15.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.4%減の9.00億円を見込んでいる。

《ST》

 提供:フィスコ

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