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【材料】ハウスローゼが続伸、EC事業伸長で原価率低減し22年3月期業績は営業利益が計画上振れ

 ハウス オブ ローゼ<7506>が続伸している。前週末15日の取引終了後、集計中の22年3月期単独業績について、営業利益が1億6000万円から2億6200万円(前の期比2.3倍)へ、最終利益が2000万円から1億800万円(前の期6700万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。

 新型コロナウイルス感染症の影響で都市部の百貨店を中心に主要顧客年齢層の外出自粛が続き客数が伸び悩み、今年に入りまん延防止等重点措置の発出により厳しい環境が続いたことから、売上高は114億円から112億8300万円(前の期比5.6%増)へ下振れた。ただ、スキンケア販売の強化及びEC事業の伸長により売上原価率が低減したことに加えて、EC事業や卸販売事業の伸長によるテナント料率の低減、更に経費全般について削減を進めたことが利益を押し上げた。

出所:MINKABU PRESS

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