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【市況】アジア株 上海株は5週間ぶり安値、政府は「ゼロコロナ政策」の必要性を再度強調、上海市は22日以降もコロナ検査継続へ

アジア株 上海株は5週間ぶり安値、政府は「ゼロコロナ政策」の必要性を再度強調、上海市は22日以降もコロナ検査継続へ

東京時間14:02現在
香港ハンセン指数   20539.81(-142.41 -0.69%)
中国上海総合指数  3077.80(-2.01 -0.07%)
台湾加権指数     17007.54(-120.41 -0.70%)
韓国総合株価指数  2704.15(-24.06 -0.88%)
豪ASX200指数    7474.10(-118.69 -1.56%)
インドSENSEX30種  57359.09(-552.59 -0.95%)

アジア株は総じて下落、前日の米株大幅安を懸念した売りが続いている。また、中国の景気減速懸念も高まっている。
中国の習近平国家主席は21日に演説を行い、新型コロナに打ち勝つには多大な努力が求められると述べ、「ゼロコロナ政策」維持の必要性を改めて強調した。上海当局は22日以降もコロナ検査を継続する方針を発表し、出来るだけ早く「ゼロコロナ」を達成することが我々の目標だと述べた。上海市の新規感染者数は減少傾向にあるとはいえ、依然として連日1万6000人前後であり、ロックダウン解除まで、まだまだ時間がかかる公算が大きい。

また、中国証券監督管理委員会(証監会)が、機関投資家に株投資拡大を促す発言をしており、政府による相場支え介入の可能性も低い。

上海株は序盤に約5週間ぶり安値をつけた。その後は値ごろ感による買い戻しも入っており、下げを縮めている。
香港株も約5週間ぶり安値。JDドットコムなどハイテク関連の下げがきつい。

出所:MINKABU PRESS

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