【材料】キヤノンがプラスに転じる、部品逼迫改善や円安などで22年12月期業績予想を上方修正
キヤノン <日足> 「株探」多機能チャートより
オフィス向け複合機やレーザープリンターの需要が回復を続けているほか、インクジェットプリンターも好調な在宅需要が続く見通し。また、半導体露光装置はメモリーやロジック向けなどの幅広い分野において旺盛な需要が継続すると見込む。部品の逼迫も下期に向けて徐々に改善する見通しだ。なお、想定為替レートは1ドル=120円、1ユーロ=130円とし、前回予想からドル円で8円の円安を想定している。
なお、同時に発表した第1四半期決算は、売上高8793億5000万円(前年同期比4.4%増)、営業利益761億4000万円(同7.9%増)、純利益459億7500万円(同3.4%増)だった。
出所:MINKABU PRESS