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【材料】キヤノンがプラスに転じる、部品逼迫改善や円安などで22年12月期業績予想を上方修正

キヤノン <日足> 「株探」多機能チャートより
 キヤノン<7751>は地合い悪で朝安スタートもプラスに転じている。26日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を3兆8700億円から3兆9800億円(前期比13.3%増)へ、営業利益を3320億円から3600億円(同27.7%増)へ、純利益を2450億円から2520億円(同17.4%増)へ上方修正したことが好感されている。

 オフィス向け複合機やレーザープリンターの需要が回復を続けているほか、インクジェットプリンターも好調な在宅需要が続く見通し。また、半導体露光装置はメモリーやロジック向けなどの幅広い分野において旺盛な需要が継続すると見込む。部品の逼迫も下期に向けて徐々に改善する見通しだ。なお、想定為替レートは1ドル=120円、1ユーロ=130円とし、前回予想からドル円で8円の円安を想定している。

 なお、同時に発表した第1四半期決算は、売上高8793億5000万円(前年同期比4.4%増)、営業利益761億4000万円(同7.9%増)、純利益459億7500万円(同3.4%増)だった。

出所:MINKABU PRESS

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