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【市況】【↑】日経平均 大引け| 4日ぶり反発、米株高好感も上値では売りに押される (5月27日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  26947.80
高値  26996.70(09:06)
安値  26731.60(12:52)
大引け 26781.68(前日比 +176.84 、 +0.66% )

売買高  11億6839万株 (東証プライム概算)
売買代金  2兆9671億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は176円高と4日ぶり反発、一時2万7000円に迫る
 2.前日のNYダウは516ドル高、小売り企業の決算が好感される
 3.米株高を好感も展開材料は限られ、上値では売りに押される展開
 4.インバウンド需要への期待が膨らみJALやHISが値を上げる
 5.株式分割を発表した郵船が急伸し、川崎汽や商船三井も買われる

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比516ドル高と5日続伸した。小売企業の決算が好感されスポーツ用品のナイキ<NKE>やホームセンターのホームデポ<HD>が買われた。

 東京市場では、日経平均株価は4日ぶり反発。朝方に一時2万7000円に接近したが、上値は重く買い一巡後は伸び悩んだ。

 前日の米株式市場では、NYダウが大幅に5日続伸した。1ドルショップのダラー・ツリー<DLTR>や百貨店のメーシーズ<M>といった小売り企業の決算が好感された。この米国株高を好感して、東京市場も値を上げてスタート。朝方、一時400円近い上昇となりこの日の高値2万6996円まで上昇し、2万7000円に迫った。ただ、新たな展開材料に欠けるなか、週末で様子見姿勢も強く上値では売りに押された。海運や空運株が高く、鉄鋼や半導体製造装置関連株などが上昇した。

 個別銘柄では、株式分割を発表した日本郵船<9101>が急伸し、川崎汽船<9107>や商船三井<9104>も上昇した。岸田首相が26日に外国人観光客の新規入国を6月10日から再開すると発表したことから、インバウンドへの期待で日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>が買われ、エイチ・アイ・エス<9603>やパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>も値を上げた。レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>といった半導体製造装置株が堅調で、ソフトバンクグループ<9984>やソニーグループ<6758>が上昇。日本製鉄<5401>やジェイ エフ イー ホールディングス<5411>が買われた。
 半面、任天堂<7974>やファーストリテイリング<9983>、キーエンス<6861>が安く、KDDI<9433>や三菱商事<8058>、エムスリー<2413>が値を下げた。塩野義製薬<4507>やデンソー<6902>、SMC<6273>が軟調だった。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、SBG <9984>、アドテスト <6857>、信越化 <4063>、豊田通商 <8015>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約142円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433>、エムスリー <2413>、オリンパス <7733>、第一三共 <4568>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約41円。

 東証33業種のうち上昇は24業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)保険業、(3)鉱業、(4)鉄鋼、(5)空運業。一方、下落率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)ゴム製品、(3)食料品、(4)医薬品、(5)その他製品。

■個別材料株

△パレモ・HD <2778> [東証S]
 5月既存店売上高が32%増で3ヵ月連続前年上回る。
△ステラケミ <4109> [東証P]
 いちよし証券がレーティングを「B→A」に引き上げ。
△クラスター <4240> [東証G]
 「植物由来でエンプラの代替材を開発」との報道。
△ケミファ <4539> [東証P]
 23年3月期最終利益予想を上方修正。
△Mipox <5381> [東証S]
 「ウエハー研磨の能力3割増」との報道。
△エクストリム <6033> [東証G]
 角川ゲームス吸収分割承継会社の第三者割当を引き受け。
△芝浦機 <6104> [東証P]
 EV・再生可能エネ関連の需要拡大で今期増収増益へ。
△郵船 <9101> [東証P]
 1→3への株式分割と配当予想の実質増額修正を好感。
△AGP <9377> [東証S]
 26年3月期に営業利益15億円以上目指す中計を評価。
△ソフトバンクG <9984> [東証P]
 アリババ株急騰が株高を後押し。

▼ステラファ <4888> [東証G]
 「SPM-011」開発計画の変更を嫌気。
▼マキュリRI <5025> [東証G]
 東証が信用規制を強化。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)日医工 <4541>、(2)ソースネクス <4344>、(3)ユニデンHD <6815>、(4)パンパシHD <7532>、(5)ステラケミ <4109>、(6)東名 <4439>、(7)日電子 <6951>、(8)ニコン <7731>、(9)新日本科学 <2395>、(10)Jテック・C <3446>。
 値下がり率上位10傑は(1)WSCOPE <6619>、(2)ギフティ <4449>、(3)LTS <6560>、(4)Gunosy <6047>、(5)フィルC <3267>、(6)モバファク <3912>、(7)インテリクス <8940>、(8)モノタロウ <3064>、(9)チャームケア <6062>、(10)IRジャパン <6035>。

【大引け】

 日経平均は前日比176.84円(0.66%)高の2万6781.68円。TOPIXは前日比9.72(0.52%)高の1887.30。出来高は概算で11億6839万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1228、値下がり銘柄数は548となった。東証マザーズ指数は645.11(2.14ポイント安)。

[2022年5月27日]


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