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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 短期売買中心で方向感のつかみづらい値動きに


 日経225先物は11時30分時点、前日比460円安の2万6380円(-1.71%)前後で推移。寄り付きは2万6390円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6375円)にサヤ寄せする格好から、ギャップダウンで始まった。その後は値頃感からのロングと見られる動きにより、前場半ばには2万6580円まで下げ幅を縮める場面もあった。ただし、戻り待ちのショートで再び売り直されると、一時2万6290円まで下げ幅を広げた。前引けにかけてはやや底堅い値動きにより、2万6400円を挟んでのこう着を継続。

 グローベックスの米株先物が小幅ながらプラス圏で推移しているため、東京市場でも急ピッチの下げに対する自律反発を狙ったロングの動きが見られた。ただし、戻りの鈍さからショートも入りやすく、短期的な商いが中心のなか、結局は寄り付きを挟んだ方向感のつかみづらい値動きだった。

 NT倍率は先物中心限月で14.14倍に低下した。予想されていたことではあるが、足元で支持線として機能していた75日移動平均線を下回ってきたことにより、トレンドとしては5月安値の13.98倍が意識されやすくなった。そのため、NTショートによるスプレッド狙いの動きに向かいそうだ。

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