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【材料】インテリクスは反落、22年5月期営業利益は計画上振れも材料出尽くし感

インテリクス <日足> 「株探」多機能チャートより
 インテリックス<8940>は反落。28日の取引終了後、集計中の22年5月期連結業績について、売上高は432億3400万円から361億3900万円(前の期比12.0%減)へ下振れた一方、営業利益は12億8300万円から13億6400万円(同37.1%減)へ上振れて着地したようだと発表したが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

 リノヴェックスマンション販売で、流通物件の不足などを背景に仕入件数が減少し、販売件数が計画を下回ったことに加えて、ソリューション事業で1棟収益物件などの販売未達が売上高を下振れさせた。ただ、リノヴェックスマンション販売の利益率が計画を上回る高い水準で推移したことや、販管費が計画を下回ったことが寄与した。

 なお、純利益は投資有価証券評価損を計上したことなどで6億8900万円から6億4300万円(同42.9%減)へ下振れたとしており、これも売り材料となっているようだ。

出所:MINKABU PRESS

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