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【材料】コマツは続落、第1四半期営業利益は52%増もサプライズ感に欠けるとの見方

コマツ <日足> 「株探」多機能チャートより
 コマツ<6301>は続落している。7月29日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高7638億800万円(前年同期比17.8%増)、営業利益935億6200万円(同51.5%増)、純利益804億5400万円(同96.7%増)と大幅増益となり、これを受けて朝高で始まったものの、サプライズ感はないとの見方が強く買いは続かなかった。

 北米やアジアで一般建機や鉱山機械の需要が増加したことに加えて、世界的な半導体需要の増加により、半導体産業向けエキシマレーザー関連事業の売り上げも伸長した。また、各地域での販売価格の改善や円安の進行も増益に寄与した。

 なお、23年3月期通期業績予想は、売上高3兆円(前期比7.1%増)、営業利益3460億円(同9.1%増)、純利益2260億円(同0.5%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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