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【材料】レーザーテックは反落、マスク検査装置絶好調で7~9月期営業利益4倍化も目先利食い優勢

レーザーテク <日足> 「株探」多機能チャートより
 レーザーテック<6920>は反落、寄り付き売り気配で始まるなど下値を探る展開となっている。同社が10月31日取引終了後に発表した23年6月期第1四半期(7~9月)決算は営業利益が前年同期比4.2倍の85億800万円と大幅な伸びを示した。旺盛な半導体設備投資需要を取り込み、同社が独占的なシェアを誇る半導体マスクブランクス検査装置が大きく伸びている。特に、極端紫外線(EUV)露光技術に対応した先端半導体製造装置向けの売り上げが好調で収益を押し上げた。株価は事前に好業績を織り込んで大きく上昇していたことや、前日の米国株市場で半導体関連が売られたことなども向かい風となって売りが先行しているが、押し目買いニーズも強く売り一巡後の動きが注目される。

出所:MINKABU PRESS

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