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【材料】GLPが3日続伸、金利の先高期待低下でREIT分配利回りの想定的な投資妙味回復

GLP <日足> 「株探」多機能チャートより
 株式市場にリスク回避ムードが強まるなかで、賃貸用物流施設に投資する不動産投資信託(REIT)のGLP投資法人<3281>が3日続伸。東証REIT指数は小幅高となるなど、REITの上場銘柄の一角が底堅い。国内外の金利の先高観が薄れるなか、REITの分配金利回りの相対的な投資妙味が回復したと受け止めた投資家の資金が、相場を下支えしているようだ。野村不動産マスターファンド投資法人<3462>、日本プロロジスリート投資法人<3283>、ジャパンリアルエステイト投資法人<8952>がしっかり。

 米中堅銀行の2行の経営破綻を受けて金融市場が動揺するなか、安全資産と位置付けられる国債など債券の相場が上昇(金利は低下)している。加えて、米国ではFRBが利上げペースを減速させるとの見方が広がっており、金融政策の見通しを反映しやすい2年債利回りが4%を下回る水準まで急低下した。

 更に、日本国内では日銀が13日、10年物国債を指定した利回りで無制限に買い入れる連続指し値オペにおいて、4月5日以降、カレント3銘柄から外れる367回債を買い入れの対象とすると公表。国債の空売りをけん制する狙いがあるとみられている。これを受け、日本の長期国債先物は夜間取引で急伸。大阪取引所は前日深夜にサーキット・ブレーカーを発動し、売買を一時停止する措置を講じた。

出所:MINKABU PRESS

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