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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 2万7000円割り込まず、ショートカバーを狙った短期筋のロング強まる


 日経225先物は11時30分時点、前日比500円高の2万7170円(+1.87%)前後で推移。寄り付きは2万7120円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7110円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。買い一巡後はショートとみられる動きにより、前場半ばには2万7030円まで上げ幅を縮める場面も見られた。ただし、2万7000円を割り込まなかったことでショートカバーが強まり、終盤にかけて2万7220円まで買われた。

 日経225先物は、買い一巡後に上げ幅を縮めたものの、2万7000円を下回らなかったことで、ショートカバーを狙った短期筋のロングの動きが強まったようだ。また、グローベックスの米株先物でNYダウ先物の上げ幅が300ドルを超えてきたほか、S&P500、ナスダック100先物が1%を超える上昇を見せていることもあり、短期的とはいえロングが入りやすい。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.00倍と横ばいで推移。朝方はTOPIX優位の流れから13.92倍まで低下する場面も見られたが、同水準に位置する75日移動平均線を支持線に、NTロングに向かわせている。


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