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【特集】「旅行」が15位、GW控え思惑人気再び<注目テーマ>

ハナツアーJ <日足> 「株探」多機能チャートより
★人気テーマ・ベスト10
1  インバウンド
2  カジノ関連
3  人工知能
4  半導体
5  2023年のIPO
6  パワー半導体
7  大阪万博
8  ダイヤモンド
9  水素
10  ホテル

 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「旅行」が15位となっている。

 政府の水際対策緩和による訪日外国人観光客の急増に加え、国民目線でもリオープン(経済再開)の動きが一段と強まっている。小売りやレジャーなどインバウンドやリオープンに関連する銘柄が総じて強い動きとなっている。そのなか、今週末からゴールデンウィーク(GW)に突入することで、旅行関連という切り口でテーマ買いの動きが顕著となっている。

 日銀がきょう朝方に発表した3月の企業向けサービス価格指数は108.3となり、25カ月連続で前年を上回っている。これは、政府の観光推進を目的とした「全国旅行支援」による需要喚起が貢献している面もある。海外からの訪日外客数の増加もさることながら、国内に限ってみても今年のGWは旅行需要が活発化することは必至で、株式市場でも同関連株への短期資金の売り買いが目立つ状況にある。

 きょうはHANATOUR JAPAN<6561>、アドベンチャー<6030>、ベルトラ<7048>などが高いほか、JR東日本<9020>をはじめとするJRグループが軒並み高、空運ではスカイマーク<9204>の上値指向が目立つ。このほか地域限定の菓子製造販売会社を多数抱える寿スピリッツ<2222>のほか、ワシントンホテル<4691>、ロイヤルホテル<9713>といったホテル関連も注目される。

出所:MINKABU PRESS

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