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【材料】ケアネット---1Qは2ケタ増収、医薬DX事業・メディカルプラットフォーム事業ともに売上高が増加

ケアネット <日足> 「株探」多機能チャートより

ケアネット<2150>は12日、2023年12月期第1四半期(23年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.7%増の25.26億円、営業利益が同14.7%減の7.15億円、経常利益が同14.7%減の7.15億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同18.0%減の4.57億円となった。

医薬DX事業の売上高は前年同期比14.1%増の22.99億円、営業利益は同6.9%減の9.85億円となった。既存サービスの販売体制強化及び新規ビジネス開発を進めるための要員増強などにより増収減益となったが、計画内で進行した。

メディカルプラットフォーム事業の売上高は同9.8%増の2.27億円、営業利益は同25.0%減の0.65億円となった。医師向け転職支援サービス「キャリア」等の売上高は同17.5%増の1.34億円、医療教育動画サービス「CareNeTV」等の売上高は同0.1%増の0.92億円となった。また、医師・医療従事者向け医療専門サイト「ケアネット・ドットコム(CareNet.com)」においては、医師会員獲得及び維持を目的に、前期に引き続き積極的に投資を行っている。これにより、当第1四半期末の医師会員数は前年同期比7.8%増の21万1千人となった。

2023年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.9%増の110.00億円、営業利益が同5.2%増の30.00億円、経常利益が同3.7%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.3%増の20.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

 提供:フィスコ

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