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【材料】マイクロンが続落 中国当局の規制で中国本社の顧客売上げの約半分が影響=米国株個別

 半導体のマイクロン・テクノロジー<MU>が続落。同社は先月に中国当局から、同社の製品が安全に与える問題があるとして、重要な情報インフラ産業で同社製品の調達を禁じると発表した。米国などによる半導体関連技術の対中輸出規制に対抗する狙いがあるとみられる。

 それの影響について同社は先ほどコメントを発表しており、中国本社の顧客売上げの約半分(全世界の売上げの2桁台前半に相当)が影響を受ける危険性があると見ていると述べた。中国サイバーセキュリティ管理局による結論が事業に与える影響は引き続き不確実で流動的だとしている。

 同社はこの影響を長期的に軽減するために取り組んでおり、四半期ごとに業績の変動が大きくなることが予想されるとも述べた。同社の長期的な目標は、DRAMおよびNANDでの世界シェアを維持することだとしている。

 ただ、同社は中国のチップ工場にさらに43億元(約6億200万ドル)を投資すると述べた。

(NY時間10:19)
マイクロン<MU> 67.33(-1.49 -2.17%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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