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【材料】巴川紙は地合い悪のなかマド開けて買われる、半導体市況の底入れ期待と低PBRに着目

巴川紙 <日足> 「株探」多機能チャートより
 巴川製紙所<3878>が地合い悪に逆行しマドを開けて買われる展開となった。同社は紙パルプセクターに属するが、事業内容は電子材料の製造販売を主力としている。半導体関連製品でも実績が高く、高度な絶縁技術を武器に半導体実装で使われるリードフレーム固定用テープなどで高水準のグローバルシェアを獲得している。半導体市況の底入れ接近で、同社の収益環境の風向きも変わりつつあり、ここに来て見直し買いを誘導している。また、東京市場ではPBR1倍を大きく下回る低PBR株に対する物色人気が再燃している。そのなか、同社はPBR0.5倍台で依然として割安感が際立っている。

出所:MINKABU PRESS

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