【材料】トクヤマが4連騰で2年2カ月ぶり高値、石炭安による利益押し上げ効果への期待膨らむ
トクヤマ <日足> 「株探」多機能チャートより
半導体市場の低迷が響くなか、セメントや化学品などの販売価格の上昇などが奏功した。在庫影響による原燃料コストの増加が利益を圧迫する形となったが、決算説明会資料では下落に転じた石炭スポット価格について、その効果は第2四半期(7~9月)以降に出ると言及。製造コストの減少による利益押し上げ効果への期待を強める格好となった。25日移動平均線を下回った価格帯では押し目買いが集まったほか、5日移動平均線とのゴールデンクロスを形成していることもあって、株高に弾みがついた。
出所:MINKABU PRESS