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【材料】エージェント・インシュアランス・グループ---3Qは増収、海外事業が2ケタ増収・大幅増益に

エーインシュ <日足> 「株探」多機能チャートより

エージェント・インシュアランス・グループ<5836>は14日、2023年12月期第3四半期(23年1月-9月)連結決算を発表した。営業収益が前年同期比5.8%増の25.88億円、営業利益が同46.3%減の0.80億円、経常利益が同47.0%減の0.79億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同42.0%減の0.51億円となった。

国内事業の営業収益は前年同期比3.9%増の23.92億円、セグメント利益は同77.6%減の0.28億円となった。2023年5月に開設した愛知支店や昨年開設した大阪支店を中心に事業承継が進展し、合流前の保険募集人が取り扱っていた保険契約を譲り受けたことにより、損害保険の売上が順調に推移した。生命保険においては、提案スキル向上のための人材育成を強化しており、法人契約を中心として生命保険の売上が拡大した。また、合流する保険募集人を「保険代理店支援プラットフォーム」を通じて支援する組織体制・運営体制の強化を図るため、引き続き人員の増強や保険診断アプリ「ほけチョイス」の機能拡充、新たなお客様接点としてSMS送信サービス導入等のシステム強化に積極的に取り組んだ。

海外事業の営業収益は前年同期比35.3%増の1.96億円、セグメント利益は同136.8%増の0.50億円となった。米国においては、新規保険獲得件数が増えたことや、既存の法人顧客の売上拡大に伴う保険料の増加、既存の法人顧客・個人顧客へのクロスセルなどにより、営業収益及び利益が大幅に増加した。

2023年12月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比15.3%増の37.67億円、営業利益が同40.2%増の2.76億円、経常利益が同47.1%増の2.76億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同66.0%増の1.86億円とする計画を据え置いている。

《SI》

 提供:フィスコ

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