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【材料】ファンペップが続急伸、アルツハイマー病を対象とする研究を開始

ファンペップ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ファンペップ<4881>が続急伸している。27日の取引終了後、リン酸化タウタンパク質を標的とするアルツハイマー病を対象とする研究を開始したと発表したことが好感されている。

 世界の数多くの製薬会社及びバイオベンチャー企業では、アルツハイマー病患者の脳内に蓄積して神経細胞を障害する2つのタンパク質「アミロイドβ」「タウ」を標的とする根本的治療薬の研究開発が活発化しており、同社でも抗体誘導ペプチド技術(ペプチド治療ワクチン)を用いた医薬品開発の知見にもとづき、大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学寄附講座との共同研究により、タウ伝播を抑制する抗リン酸化タウ抗体誘導ペプチドの研究開発を行い、アルツハイマー病に対する新規根本治療薬開発を目指すとしている。なお、同件による23年12月期業績への影響は織り込み済みとしている。

出所:MINKABU PRESS

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