大林組が好決算受け5%強の上昇、政策期待など背景に建設株全般買い優勢の展開
大林組<1802>が一時5%強の上昇をみせた。きょう前場取引終了後、19年3月期第3四半期累計(18年4~12月)の連結決算を発表。売上高は1兆4825億1300万円(前年同期比8.1%増)、営業利益は1065億5000万円(同7.8%増)、最終利益は791億7500万円(同4.5%増)と増収増益だった。好採算案件の完成工事が高水準で、海外子会社も収益に貢献している。今後は政府が推進する国土強靱化計画が商機拡大につながるほか、首都圏を中心とした再開発需要も収益を後押しするとみられる。きょうは清水建設<1803>や鹿島<1812>など他の大手ゼネコン株も高く、業種別騰落率でも建設セクターは値上がり上位に食い込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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