信用
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3641 パピレス

東証S
910円
前日比
-7
-0.76%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
20.5 0.88 1.10
時価総額 94.0億円
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<動意株・27日>(大引け)=パピレス、MSコンサル、セラクなど

 パピレス<3641>=3連騰で新値街道に復帰。同社は電子書籍販売、配信の先駆的存在。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に巣ごもり消費需要が喚起され、電子コミックなどのユーザーが増勢にあるなかで足もとの業績は好調に推移している。20年4~6月期営業利益は6億5500万円と前年同期実績から倍増した。上期計画に対する進捗率は90%に達し、上振れ濃厚となっている。株式需給面でも信用買い残が枯れた状態で上値が軽い。

 MS&Consulting<6555>=急動意。26日の取引終了後、同社が提供する従業員満足度調査「tenpoketチームアンケート」及びスーパーバイザーの業務効率化とスーパーバイジング力の向上を目的としたSaaS「SVナビ」が、経済産業省が推進する「IT導入補助金2020」の補助金対象ITツールに認定されたと発表しており、これが好感されている。IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者などがITツール(ソフトウェア、サービスなど)を導入する経費の一部を補助することで、業務効率化や売り上げアップのサポートを行うもの。今回、「tenpoketチームアンケート」及び「SVナビ」が対象ツールに採択されたことで、導入の障壁が下がることになり、同社にとって商機の拡大が期待されている。

 セラク<6199>=大幅高で年初来高値を更新。7月27日につけた高値1395円を上抜き、1カ月ぶりに年初来高値を更新した。時価は2016年7月以来約4年ぶりの高値圏に浮上している。ITインフラ構築やデジタル人材の派遣ビジネスを展開、コロナ禍にあっても企業のデジタル投資需要を取り込み業績は絶好調に推移している。20年3~5月期はトップラインが2割近い伸びを確保し、本業のもうけを示す営業利益も前年同期比25%増の3億100万円と大幅に拡大した。20年8月期決算期末が迫っているが、同社が計画する営業利益7億7000万円(前期比6%増)は上振れする公算が大きいとみられている。

 ソフトマックス<3671>=急伸。一気に上値を伸ばし、中長期トレンドの分水嶺である75日移動平均線を上抜くとともに、日足一目均衡表の雲抜けも果たした。同社は医療情報システム開発分野に展開、Web型電子カルテに強みを有するほか、会計システムなども手掛け、医療ICT関連の一角として人気素地を持つ。電子カルテ導入が遅れる中規模病院向けで拡販を進め、今後の市場開拓余地も大きいとみられている。ここエムスリー<2413>やケアネット<2150>など医療系IT株が株価を大きく変貌させており、同社は出遅れ修正狙いの買いが流入している。

 ウシオ電機<6925>=急速人気化。同社は世界トップの産業ランプメーカーだが、紫外線殺菌やウイルス不活性化の光源開発などで注目されている。そうしたなか、26日取引終了後、東芝ライテック(神奈川県横須賀市)と業務提携し、紫外線除菌・ウイルス抑制装置を共同開発することを発表した。これを材料視する買いを呼び込む形となっている。

 テラスカイ<3915>=一時ストップ高。同社はクラウド導入支援ビジネスなどを展開、米セールスフォース・ドットコムのシステムを主軸としており、足もとの業績も絶好調だ。21年2月期第1四半期(3~5月)は営業利益が前期比倍増の3億2100万円と高変化をみせた。前日の米国株市場ではダウ平均に新規採用されるセールスフォースが26%高という急騰劇を演じた。新型コロナウイルスの感染拡大を背景にクラウド関連の需要が加速しており、セールスフォースの20年5~7月期業績も最終利益が前年同期比29倍という驚異的な伸びをみせており、テラスカイもセールスフォース関連の有力株としてマーケットの熱視線が向けられている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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