貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6070 キャリアリンク

東証P
2,493円
前日比
-17
-0.68%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.4 2.18 4.81 3.08
時価総額 314億円
比較される銘柄
エスプール, 
ギグワークス, 
PI
決算発表予定日

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<動意株・24日>(前引け)=アイホン、キャリアL、ラック

 アイホン<6718>=3日続伸で25日線越え。全体相場はFRBの金融引き締めスタンス強化の動きを警戒し、ハイテクセクターのグロース株中心に売り圧力が強まっているが、一方で好業績割安株への資金シフトがみられる。そのなか、同社はPER8倍台、PBR0.6倍台と割安感が強く、22年3月期は増配を計画し年88円を見込んでいることから、配当利回りも4%超と高い。インターホン業界のトップメーカーで、世界的なセキュリティー意識向上やコロナ下で非対面ニーズが高まるなか、電子商取引の拡大で宅配需要が高まっていることなどが、テレビドアホンなどの高水準の受注獲得につながっている。今期営業利益は従来予想の45億円から50億円(前期比38%増)に上方修正した。07年3月期以来、15期ぶりの過去最高利益更新が見込まれることからマーケットでもにわかに注目度が高まっている。

 キャリアリンク<6070>=地合い悪に抗し異色の上昇トレンド。きょうは一時12%高と値を飛ばし、5連騰を記録した。大手企業などを主要顧客にBPO(業務プロセスの一括受注)や人材派遣を展開し、官公庁向けでも優位性を持つ。内需の好業績株として頭角を現している。足もとの業績は、会社側計画を上回って好調に推移しており、22年3月期営業利益は従来予想の28億3000万円から37億円(前期は2月決算で27億2900万円)と大幅増額し、市場の注目を集めた。株価指標面でも時価予想PERは8倍台と依然割安感が強い。今後も、国策として普及促進が見込まれるマイナンバー関連に絡む需要獲得などが収益を後押しする。

 ラック<3857>=急動意。前週末21日の取引終了後、野村総合研究所<4307>との資本・業務提携を発表。合弁会社の設立のほか、新たな市場や技術分野に対するセキュリティーサービス、ソリューションの共同開発などを行っていくとしており、これを好感した買いが膨らんでいるようだ。あわせて野村総研と、既に資本・業務提携を結んでいるKDDI<9433>の2社を割当予定先とする第三者割当増資を行う。これにより調達する資金約32億9600万円は、野村総研との合弁会社設立をはじめ、成長市場を軸としたM&Aや資本提携、独自ソリューション開発への投資に充てる見通し。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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