トヨタ、ホンダともに買い優勢で大台復帰、一時1ドル106円台の円安が追い風に
トヨタ自動車<7203>がカイ気配スタートで8000円台に復帰したほか、ホンダ<7267>も3000円台を気配値のまま回復するなど自動車株への買いが目立つ。前日の米国株市場では米10年債利回りが一時1.4%台に乗せるなど長期金利の上昇傾向が一段と強まっており、これを背景に外国為替市場ではドルが買われ、一時1ドル=106円台に入る円安基調にある。輸出セクターのなかでも特に為替感応度の高い自動車株は輸出採算の改善を見込んだ買いを誘導している。なお、トヨタ、ホンダともに21年3月期通期想定為替レート1ドル=105円となっている。
出所:MINKABU PRESS
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