サンバイオ、セルシードなど再生医療に絡むバイオ関連に買い集中
サンバイオ<4592>、JCRファーマ<4552>が大きく買われたほか、セルシード<7776>がストップ高カイ気配となるなど再生医療分野に展開するバイオベンチャーが大きく買われている。再生医療では京都大学教授の山中伸弥氏のノーベル生理学・医学賞受賞で話題となった人工の多能性幹細胞iPS細胞が有名だが、そのほか細胞を培養して医薬品として活用する細胞医薬品分野でも研究開発が進んでいる。サンバイオは脳梗塞や外傷性脳損傷による身体麻痺を治療する再生細胞薬「SB623」が近い将来に上市される可能性が高く、これを材料に株価を変貌させたほか、JCRファーマは骨髄から抽出した間葉系幹細胞を使った「テムセル」が既に市場投入されている。また、セルシードは医療用細胞シートの開発を手掛け、細胞シートによる軟骨再生の先進医療認定が追い風材料となっている。このほか、関連株では富士フイルムホールディングス<4901>、グンゼ<3002>、オリンパス<7733>なども上昇している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース