ウルフハンドは3日ぶり反発、がんの早期発見に係る共同研究契約を締結
WOLVES HAND<194A>が3日ぶりに反発している。同社はきょう、Cancer Precision Medicine(川崎市川崎区)と獣医療分野におけるリキッドバイオプシー(血液などの体液を用いて疾患の診断や治療法の選択、治療効果の予測などを行う技術)によるがんの早期発見に係る共同研究契約を締結したと発表。これが材料視されているようだ。
ヒト医療分野で、血液を用いたリキッドバイオプシーは、がんの早期診断や再発モニタリング、適切な治療薬の選択などに有用であることが期待され、活用が始まっている。この研究では、イヌやネコにおける血しょう中のセルフリーDNA(がん細胞が死滅する際などに、細胞から血液中に放出されるDNAの断片)を経時的にサンプリングし、リキッドバイオプシーによるがんの早期発見を目指したデータ収集を行うとしている。
株探ニュース