Ｃｈｏｒｄｉａ　Ｔｈｅｒａｐｅｕｔｉｃｓ<190A>は23日、「日本スタートアップ大賞 2024」表彰式において、大学発スタートアップとして研究成果の事業化に対する寄与などに関し、評価の高い企業に付与される文部科学大臣賞を受賞したことを発表。

同社は、大手企業から独立したスタートアップとして、京都大学と宮崎大学が発見したアカデミアシーズを基盤に、AMED及び官民ファンドiCAPの支援を得て、新規抗がん薬の開発を進めている。2020年には、開発したMALT1阻害薬CTX-177（ONO-7018）を小野薬品工業<4528>に大型導出し、8億円の契約一時金と25億円の開発一時金を受領した。また、今後の開発進捗と売上高に応じたマイルストンとして最大496億円、世界中の売上高に基づく1桁後半から2桁前半の段階的ロイヤリティを受け取る権利を有している。同社は、産官学連携の研究を通じて、新規抗がん薬の創出を目指し、まだ十分な治療薬がないがん患者に対する医療改革を推進し、日本の創薬エコシステムへの貢献を目指している。

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提供：フィスコ

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