オルツがストップ高カイ気配、パーソナルAI分野での成長期待で評価機運高まる
オルツ<260A>が急速人気化し100円高はストップ高となる685円でカイ気配に張り付いている。前週末11日に東証グロース市場に新規上場した直近IPO銘柄で、上場初日は公開価格を5.6%上回る570円で初値を形成し、同日の高値も590円止まりと比較的地味なデビューとなったが、上場2日目となるきょうは改めて大口の資金が流入し株価を押し上げる格好となっている。人工知能(AI)開発を手掛け、カスタマイズされた生成AI技術を反映したデジタルクローン技術などに注目が集まっている。「前週末に都内で開催された上場会見を経て、パーソナルAI分野でのリーディングカンパニーとしての位置づけで改めて評価された」(中堅証券ストラテジスト)という見方が示されている。米国ではエヌビディア<NVDA>関連としてAIソフトウェアを手掛ける銘柄に物色の矛先が向き始めていることも、同社株に追い風となっているようだ。
株探ニュース