黒田グループが大幅続伸、高配当利回りの直近IPO銘柄で物色人気
黒田グループ<287A>が大幅続伸。同社は17日に東証スタンダード市場に新規上場した直近IPO銘柄で、液晶用配向膜印刷版などの製造事業と、電子部品や電子材料を販売する商社事業を展開。初値は公開価格700円を26.4%上回る885円となり、翌18日に続き、この日も値を上げている。18年3月に投資ファンドが東証1部に上場していた黒田電気をTOB(株式公開買い付け)により非公開化した後、持ち株会社体制に移行し商号を黒田グループに変更、このたび再上場を果たした。安定的な配当を実現するためDOE(株主資本配当率)を採用し目標水準を7%とし、数年間は配当を維持または増額する累進配当を想定。今期配当は60円を予定しており、足もとの配当利回りは6%台と高く物色人気を集めている。
株探ニュース