―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の4月24日から25日の決算発表を経て26日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　エリアリンク <8914>

24年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比37.1％増の13.4億円に拡大し、1-6月期(上期)計画の23億円に対する進捗率は58.3％に達し、5年平均の50.1％も上回った。

★No.4　キムラユニテ <9368>

24年3月期の連結経常利益は前の期比23.5％増の48.9億円になり、25年3月期も前期比6.2％増の52億円に伸びを見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.5　エイトレッド <3969>

24年3月期の経常利益(非連結)は前の期比5.4％増の10.5億円になり、25年3月期も前期比11.1％増の11.7億円に伸びを見込み、13期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<8914> エリアリンク 　東Ｓ 　 +12.77 　　4/25　　　1Q　　　 37.08

<6023> ダイハツデ 　　東Ｓ 　 +11.28 　　4/25　本決算　　　-17.06

<5992> 中発条 　　　　東Ｓ　　 +4.68 　　4/25　本決算　　　-35.34

<9368> キムラユニテ 　東Ｓ　　 +1.58 　　4/25　本決算　　　　6.19

<3969> エイトレッド 　東Ｓ　　 +1.08 　　4/25　本決算　　　 11.11

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース