0823

上海総合指数 株価材料ニュース

3,032.63
+3.71
+0.12%
業績ー
株価は20分ディレイ

ダウ平均は3日続落 序盤の上げ維持できず失速 エヌビディアが孤軍奮闘=米国株前半

市況
2023年2月24日 2時38分

NY株式23日(NY時間12:27)

ダウ平均   32828.50(-216.59 -0.66%)

ナスダック   11458.83(-48.24 -0.42%)

CME日経平均先物 27035(大証終比:-95 -0.35%)

きょうのNY株式市場でダウ平均は3日続落。序盤は上昇して始まったものの、上げを維持できずに失速している。前日はFOMC議事録を受けて、終盤にダウ平均は下げに転じていた。議事録はタカ派なトーンではあったものの想定内で、一部の委員からは0.50%ポイントの利上げが好ましいとの意見が出されていたが、大半の委員は0.25%ポイントの利上げを支持していた。

このところ市場に広がっているタカ派な雰囲気は前回のFOMC後に発表された米経済指標の強さによるものであり、前回のFOMCにそれは反映されていない。株式市場も改めて、金利上昇と高金利の長期化への警戒感を強めているのかもしれない。

ただ市場からは、ここ数週間の米株式市場の下落でそれを既にそれを織り込んでおり、次の展開を探る雰囲気も出ているとの声も聞かれる。金融引き締めの方向性を巡って、市場とFRBは数カ月に渡って食い違いを見せていたが、次第に一致点を見出しており、タカ派ショックの可能性は小さくなっているという。

市場からは「今年に入り大きな懸念となっていたのは、市場が起こりそうもない出来事、つまりFRBのハト派スタンスを予想していたことだ。この2週間で市場は少し目を覚ました」といった声も出ている。

きょうはIT・ハイテク株も売り優勢となっているが、エヌビディア<NVDA>が孤軍奮闘。前日引け後に決算を発表し、強気の見通しを示したことが好感されている。人工知能(AI)向けチップへの取り組みが成果を上げていることを示唆しており、今後のAI関連の需要に期待感を強めているようだ。AMD<AMD>も上昇している。

モデルナ<MRNA>が決算を受け下落。アナリストからは新型ウイルス向けワクチンが今後期待できない中で、コストへの懸念が出ている。「コストが予想よりも大きく、23年のガイダンスではコストが製品売上げを上回る危険性がある。事前買取契約(APA)の更なる獲得、もしくは今秋のウイルス拡大が予想より大きければ、23年にキャッシュフローが黒字になる可能性がある」と述べた。

本日は引け後にブロック<SQ>、ブッキング<BKNG>、ビヨンドミート<BYND>、ワーナーブラザース・ディスカバリー<WBD>、カーバナ<CVNA>などの決算が予定されている。

アップル<AAPL> 147.60(-1.31 -0.88%)

マイクロソフト<MSFT> 251.83(+0.32 +0.13%)

アマゾン<AMZN> 94.12(-1.67 -1.74%)

アルファベットC<GOOG> 90.16(-1.65 -1.79%)

テスラ<TSLA> 199.11(-1.75 -0.87%)

メタ・プラットフォームズ<META> 170.33(-0.79 -0.46%)

AMD<AMD> 78.49(+1.88 +2.45%)

エヌビディア<NVDA> 235.30(+27.76 +13.38%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる