NY為替:ドル・円強含み、日米金利差の縮小観測後退
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円50銭まで下落後、144円49銭まで上昇し、143円91銭で引けた。景気見通しの改善で金利上昇に伴うドル買いが優勢となったのち、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が今後12カ月間利下げの余地があるとの連邦公開市場委員会(FOMC)の見解を明らかにしたほか、労働市場が悪化した場合、再度、0.5%の利下げの可能性も除外せず、ドルは伸び悩んだ。日本の追加利上げ観測後退で円は軟調継続。
ユーロ・ドルは1.1177ドルまで上昇後、1.1136ドルまで下落し、1.1162ドルで引けた。ユーロ・円は、161円00銭から160円50銭まで下落。ポンド・ドルは1.3268ドルへ下落後、1.3332ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8473フランまで下落後、0.8517フランまで上昇した。
《MK》
株探ニュース