安江工務店がカイ気配スタート、上期利益予想の上方修正と株主優待制度導入を好感
安江工務店<1439>がカイ気配スタート。11日の取引終了後、第2四半期累計(1~6月)連結業績予想について、営業利益を2900万円から8000万円(前年同期500万円)へ、最終利益を300万円から3600万円(同600万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
先進的窓リノベ事業などの補助金制度利用ニーズの増加に伴う、サッシなどの納期遅延の影響で売り上げ計上の期ずれが発生し、売上高は34億5700万円から31億8900万円(前年同期比0.5%減)へ引き下げた。ただ、効果的な広告宣伝戦略による経費節減が寄与したほか、相対的に利益率の高い住宅リフォーム事業の業績が伸長したことなどが利益を押し上げたとしている。
また、23年12月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これも好材料視されている。毎年12月末日時点で200株以上500株未満を保有する株主にクオカード2000円分、500株以上を保有する株主に同3000円分をそれぞれ贈呈するとしている。
株探ニュース