ITbook商い膨らませ急騰、マイナンバー活用の現金給付検討で思惑
ITbookホールディングス<1447>が商いを膨らませ急騰、一時12.3%高の458円に買われる人気となった。システム開発会社で官公庁案件に強く、マイナンバー関連のコンサルティングで高実績を持っている。新型コロナウイルスの感染拡大でクローズアップされた政府による一律10万円の現金給付を巡っては、手続きに時間を要することが批判の対象となっている。そうしたなか、災害などによる今後の現金給付を迅速に行うため、マイナンバー制度を活用した現金給付の新たな枠組みを自民党が検討していることが、一部メディアを通じて伝わっており、改めて株価が刺激される状況となっている。自民党は今国会への議員立法の提出を視野に入れ、野党にも協力を求める方針と報じられており、現実味を帯びてきた。
株探ニュース