ダイセキSが大幅安、東証スタンダード市場へ上場市場区分変更を申請も警戒
ダイセキ環境ソリューション<1712>が大幅安。株価は前日に比べ一時6%超安に売られた。同社は5日取引終了後、現在のプライム市場からスタンダード市場に市場区分を変更する選択申請をすることを決議したと発表した。同社は2021年12月6日にプライム市場を選択し、その上場維持基準の適合に向けた取り組みを進めてきた。しかし、23年2月28日時点の流通株式時価総額は62億円とプライム市場上場維持基準(100億円以上)に達していない状態にある。この日は、スタンダード市場へ変更した場合の株式需給関係の悪化などが警戒されている。なお、同日に発表された23年2月期の連結純利益は前の期比42.1%減の7億2400万円だった。24年2月期の同利益は前期比22.9%増の8億9100万円が予想されている。
株探ニュース