第一カッタ続伸、第3四半期36%営業増益で通期計画を上回る
第一カッター興業<1716>が続伸している。前週末15日の取引終了後に発表した第3四半期累計(19年7月~20年3月)連結決算が、売上高136億700万円(前年同期比20.1%増)、営業利益20億9700万円(同35.9%増)、純利益13億7900万円(同28.2%増)と大幅増益となり、営業利益が通期計画を上回って着地したことが好感されている。
特に切断・穿孔工事事業で高速道路・鉄道関連工事の受注が増加し、完成工事高が増加したことが牽引した。また、首都圏を中心にビルメンテナンス事業の完成工事高が増加したことも寄与した。
なお、20年6月期通期業績予想は、売上高157億円(前期比5.6%増)、営業利益17億3000万円(同1.7%減)、純利益10億8000万円(同13.7%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース