東建コーポが年初来安値更新、23年4月期は2ケタ営業減益見通し
東建コーポレーション<1766>が急落し年初来安値を更新している。13日の取引終了後に発表した23年4月期連結業績予想で、売上高3286億100万円(前期比5.5%増)、営業利益122億1900万円(同18.7%減)、純利益82億7000万円(同19.5%減)と2ケタ営業減益を見込むことが嫌気されている。
前期の建設事業における受注高が前の期比6.6%増の1424億7900万円に増加したことで増収を見込むが、建設資材価格の値上がりが予想されるため、完成工事利益率及び利益額が減少するため、減益を余儀なくされる見通しだ。
なお、22年4月期決算は、売上高3115億8600万円(前の期比0.6%増)、営業利益150億3900万円(同3.4%減)、純利益102億7500万円(同1.9%増)だった。
株探ニュース