大成建は3日ぶり反発、国内有力証券は目標株価5500円に引き上げ
大成建設<1801>は3日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は13日、同社株のレーティングの「オーバーウエート」を継続するとともに、目標株価を4900円から5500円に引き上げた。建築マージン(単体総利益率)は低採算・不採算案件の影響を受けるが、損失引き当て案件の影響縮小、採算改善案件の寄与などから25年3月期以降の改善を見込んでいる。また、(1)土木事業が他社に比べ堅調で建設セクター内では相対的に評価されそうなこと(2)ゼネコンの建築事業の環境が底打ち(受注時採算が改善傾向)するなか、建設セクターの中心銘柄として注目度が高いこと、を同証券では評価している。
株探ニュース