大成建は一時S高、上限16.41%の自社株買いを好感
大成建設<1801>は一時ストップ高。午後1時ごろ、取得上限3000万株(自己株式を除く発行済み株数の16.41%)、または1500億円とする大規模な自社株買いの実施を発表した。期間は11月8日から来年11月7日まで。これを好感した買いが向かっている。
同時に4~9月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比29.0%増の9522億9800万円、純利益は同3.0倍の448億4900万円だった。企業の堅調な設備投資意欲に伴う民間投資の持ち直しと底堅い公共投資が追い風となった。投資有価証券売却益の増加も寄与した。あわせて、通期の純利益予想を前期比2.1倍の830億円(従来予想650億円)へ上方修正した。売上高、営業利益見通しに変更はない。
株探ニュース