鹿島が大幅続落、25年3月期最終減益へ
鹿島<1812>が大幅続落。この日昼ごろ、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比4.3%増の2兆7800億円、最終利益を同8.7%減の1050億円と発表。前期から一転減益となる見通しを示しており、これを嫌気した売りが優勢となっている。
配当予想は前期比据え置きの90円とした。同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比11.4%増の2兆6651億円、最終利益が同2.9%増の1150億3300万円だった。大型工事の施工が順調だった。政策保有株の売却に伴う特別利益も寄与した。
あわせて取得上限1200万株(自己株式を除く発行済み株数の2.5%)、または300億円とする自社株買いの実施を発表。更に「鹿島グループ中期経営計画(2024~2026)」を策定し、2026年度(27年3月期)に純利益1300億円以上を目指す目標を掲げた。
株探ニュース