大末建、今期経常を一転38%増益に上方修正・53期ぶり最高益、配当も66円増額
1814大末建設【連結】
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大末建設 <1814> [東証P] が10月24日後場(15:00)に業績・配当修正を発表。26年3月期の連結経常利益を従来予想の33.5億円→51.3億円(前期は37.1億円)に53.1%上方修正し、一転して38.3%増益を見込み、一気に53期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の9.8億円→24.9億円(前年同期は11.3億円)に2.5倍上方修正し、一転して2.2倍増益見通しとなった。
業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の54円→87円に大幅増額し、下期配当も従来計画の54円→87円に増額修正した。年間配当は174円(前期は99円)となる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(1)2026 年3月期第2四半期累計期間(連結業績予想)売上高につきましては、受注高が計画を上回ったこと...
会社側からの【修正の理由】
(1)2026 年3月期第2四半期累計期間(連結業績予想)売上高につきましては、受注高が計画を上回ったことに加え、工事の進捗が順調に推移したこと等により前回予想を上回る見込みです。利益面につきましては、売上高の増加及び手持ち工事の利益改善に加え、販売費及び一般管理費等の抑制等により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益は前回予想を大幅に上回る見込みです。(個別業績予想)連結業績予想と同様の理由により修正いたします。(2)2026 年3月期通期(連結業績予想)第2四半期累計期間と同様の理由により前回予想を上回る見込みです。(個別業績予想)連結業績予想と同様の理由により修正いたします。
当社は、更なる企業価値の向上に向けて積極的な成長投資と安定的な株主還元を行うという考えのもと、2025 年3月期より総還元性向 50%以上かつDOE4.0%以上とすることを基本方針としております。この方針のもと、2026 年3月期の中間並びに期末配当予想をそれぞれ1株当たり 54 円から 33 円増配の 87 円に修正することといたしました。なお、当期の年間配当金は、1株当たり 174 円、配当性向は50.24%となる見込みです。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 25.04-09 | 44,100 | 1,040 | 980 | 650 | 61.7 | 54 | 2025-05-13 |
連結 |
| 新 25.04-09 | 47,000 | 2,440 | 2,490 | 1,670 | 158.4 | 87 | 2025-10-24 |
連結 |
| 修正率 | +6.6 | 2.3倍 | 2.5倍 | 2.6倍 | 2.6倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2026.03 | 96,400 | 3,520 | 3,350 | 2,250 | 216.6 | 108 | 2025-05-13 |
連結 |
| 新 2026.03 | 101,000 | 5,120 | 5,130 | 3,620 | 348.4 | 174 | 2025-10-24 |
連結 |
| 修正率 | +4.8 | +45.5 | +53.1 | +60.9 | +60.9 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 24.04-09 | 41,057 | 1,117 | 1,138 | 757 | 72.7 | 44.50 | 2024-11-06 |
連結 |
| 予 25.04-09 | 47,000 | 2,440 | 2,490 | 1,670 | 158.4 | 87 | 2025-10-24 |
連結 |
| 前年同期比 | +14.5 | 2.2倍 | 2.2倍 | 2.2倍 | 2.2倍 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024.03 | 77,815 | 1,590 | 1,602 | 1,235 | 119.2 | 70 | 2024-05-08 |
連結 |
| 2025.03 | 89,027 | 3,695 | 3,710 | 2,060 | 197.5 | 99 | 2025-05-13 |
連結 |
| 予 2026.03 | 101,000 | 5,120 | 5,130 | 3,620 | 348.4 | 174 | 2025-10-24 |
連結 |
| 前期比 | +13.4 | +38.6 | +38.3 | +75.7 | +76.4 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。