土屋HDが一時10%超の急騰で新高値、低PBR修正期待と北海道の経済活性化で恩恵も
土屋ホールディングス<1840>が続伸、一時10.7%高の269円まで一気に駆け上がり、今月6日につけた年初来高値250円を大幅更新した。同社は札幌市に本社を構え、北海道を営業地盤とする注文住宅会社で分譲マンションにも展開、道内の売り上げが7割を占めている。北海道は訪日外国人観光客に人気の地でインバウンド消費による経済活性化が見込まれるほか、千歳市に日の丸半導体ラピダスの新工場が建設されることから、マンションを中心に住宅需要の喚起が見込まれる状況にある。北海道の公示地価の上昇も話題となっており、同社の収益機会の拡大が期待される状況だ。また、投資指標面では有配企業にもかかわらず、PBR0.5倍台と割安感が際立っている。
株探ニュース