会社側からの【修正の理由】

当社グループは、本日発表いたしました「特別損失（減損損失）計上に関するお知らせ」においてお知らせしましたとおり、福島県双葉郡楢葉町に建設しました震災復興関連作業員宿舎事業に関し、当該事業環境を踏まえ、将来の回収可能性を検討いたしました結果、「固定資産の減損損失に係る会計基準」に基づき減損処理を実施し、2020年７月期第４四半期（2020年５月１日～2020年７月31日）において減損損失を特別損失に計上することといたしました。　 この結果、2020年７月期通期連結業績見込みは、以下の業績となる見込みです。　 売上高につきましては、東京五輪開催が延期となりましたため、想定しておりました開催期間における工事施工の抑制等が行われなかったため、278百万円増加し、5,187百万円の見込みです。　 営業利益及び経常利益につきましては、建設事業における完成工事総利益の増加等により、営業利益540百万円、経常利益512百万円の見込みです。　 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、減損損失の特別損失計上等により41百万円減少し、337百万円の見込みです。　 当社は、連結業績に占める個別業績の割合が高く、個別業績についても上記理由により公表しました業績予想との大幅な差異が発生したことから、あわせて開示をいたします。

当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題のひとつと認識しており、利益配分につきましては、将来の事業展開と経営基盤の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。　 上記の方針を踏まえ、2019年９月17日付け「2019年７月期　決算短信〔日本基準〕（連結）」において発表しました、当初の通期連結業績予想値を上回る結果となりましたこと並びに今後の業績見込み等を総合的に勘案した結果、2020年７月期の期末配当金につきまして、普通配当を前回予想から２円増配し、１株当たり７円に修正することといたしました。　 なお、本件は2020年10月28日開催予定の第54回定時株主総会に付議する予定であります。