住友林業に物色人気集中、1~3月期営業67%増益達成で最高値更新
住友林業<1911>に物色人気集中。全般軟調地合いに抗してカイ気配スタートで大幅高、フシ目の5000円大台回復を果たした。木造住宅に強みを持つ大手住宅メーカーで、米国での戸建てが収益の主柱を担っている。足もとの業績は絶好調に推移しており、前日取引終了後に発表した24年12月期第1四半期(24年1~3月期)決算は営業利益が前年同期比67%増の406億3100万円と大幅な伸びを達成した。国内の注文住宅需要は停滞しているものの、米国での住宅販売が伸びている。また、売買単価の上昇がコスト増を吸収し、収益を押し上げている。株価は4月10日につけた上場来高値5053円を更新した。
株探ニュース