UNICONや構造計画HDが上昇、青森県で震度6強の地震発生し一時津波警報発令
UNICONホールディングス<407A>や構造計画研究所ホールディングス<208A>、土木管理総合試験所<6171>が上昇している。8日夜、青森県東方沖を震源とする地震が発生し、同県八戸市で最大震度6強の強い揺れが観測され、気象庁は一時津波警報を発令。更に、大規模地震への警戒を促すため、9日に「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表している。また、高市早苗首相は9日午前、負傷者が30人、住宅火災1件が確認されたと述べ、引き続き情報収集に努める方針を明らかにしている。
株式市場においては国土強靱化関連の一角を物色する動きがみられ、東北を地盤とした地域連合ゼネコンのUNICONや防災関連のコンサルティングなどを手掛ける構造計画HD、土質・地質調査を展開する土木管理に買いが入った。消波ブロックで知られ地盤改良事業も行う不動テトラ<1813>は一時3%を超す上昇。地盤改良など基礎工事の日本基礎技術<1914>やプレストレストコンクリート(PC)橋梁とともに港湾など土木全般に事業を展開するピーエス・コンストラクション<1871>などが堅調に推移している。
株探ニュース